軟体動物みたいなポーズにあこがれる?
もしかして、難しい、アクロバティックなポーズをとることが
ヨガがうまくなった、到達した、みたいな思い込みありませんかね?
もしくは、あれこそがヨガと思う。
声を大にして言います。
難しいポーズは必要ありません。
そして、難しいポーズでなくても、
難しいポーズなんてできなくても、
ヨガです。
先日、NHKのテレビ「バクモン」でヨガを特集していて。
気になってチェック。
難しいヨガポーズが続々と出てきました。
もうポーズの名前も忘れちゃいました。
経験を積み重ねないとできないようなやつ。しかも、もともと柔軟性が
ある人でないとできないようなポーズ。
そろそろ私もできるかなと思って試したんですが
できませんでしたっ!
股関節がはずれるかと思った。危ない。
これこそが、ヨガって思っちゃう人がいたら大変だよ。
テレビってすんごい影響力強いですから。
ポーズに合わせていくことが、ヨガじゃない。
でもね、私、やってみようと思っちゃったのです。
なんとなく、わたしの心の中にもあったんですよ。
これだけ、体が硬い人でもヨガできるって言いながらも、
どこかで、すんごいポーズやってやりたいぜ、っていう気持ちが。
そろそろできるでしょ、みたいな自己顕示欲。
自分のなかの、そんな「欲望」「見栄っ張り」なところを
発見しました。
ヨガは気持ちよければいいのだ
足がおかしくなりそうになり、
外れそうになった股関節を調整するために無意識でやったのは。
足を延ばして、
いつもやってる「股関節からぶらぶら足をゆらす」でした。
これでいいじゃん!
これでいいのだ!
自然にやり始めたということは、
かんたんなヨガで私は気持ちよくなって、体も調子が上がるということ。
たしかに、難易度が高いポーズって
たまにやるにはおもしろい。それは確か。
自分がレベルアップしてるのを感じるのも大事だよね。
ダンスの発表会で、難しい曲に挑戦して、
そのために練習を重ねていくのに通じてる。
けど、ヨガは発表会でもないし、
人に見せるダンスでもない。
自分のために、自分のこころとからだのためにやること。
いつも通り、体が硬い人でもできるヨガ、
ぶれずにやっていきます。
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