ひざの痛みがあるとヨガができない？
実はひざ痛持ちさんって、いっぱいいます。
膝って、年齢が上になると痛くなるイメージがあるかもしれません。
だけど、意外と年齢に関係なく、潜在的にひざが痛い人って実はいっぱいいます。
私のクラスでも、膝の調子悪い人って結構いて、
ひざのケアをするレッスンをすると喜ばれます(笑)
私自身、過去にひざを痛めた経験があるので、ひざのセルフケアは自分なりに
色々と試してきたのです。
私の場合は、ひざの捻挫みたいな、ひざが“ずれた”感覚があり、激痛に襲われました。
病院に行ってレントゲンで検査しましたが、はっきりしなくて
「ひざのお皿が小さいので、動いて痛みがでたかも」という診断でした。
ひざって、ほんと痛めると日常生活に影響が出るんです。
おびえながら行動する、って感じになっちゃいます。
一回でもひざを悪くした人はわかりますよね？
“ひざ痛あるある”スタート！
・無意識にひざをかばうので、歩き方がおかしくなり、ついでに腰や首が痛くなる
・階段は思いのほか登りは平気だけど、下りがコワい。
・冷えたり、台風が来るときにひざに違和感をかんじる。センサーなみ。
・サポーターすると安心。けど、外すと不安になっちゃう。
・赤ちゃんを抱っこしてるときに、ひざが痛いような気がする。
・年のせいだからとあきらめてる。
ひざって、体中の関節のなかで柔軟な動きをするところで、
動かす頻度も高い。歩いたり階段登ったり、なんだかんだで。
だから痛めると不安だし、怖いし、ヨガなんてとてもじゃないが、
と思う人もいるでしょう。
確かに、痛めた直後だったり痛みが強いときはやらないほうがいいです。
痛みっていうのはサインなので、
「動かさないで」という体からの訴えです。
だけど、そのあとも心配だからと動かさないで安静にすることを選ぶと
「動かなくなります」
動かした方が、痛みは軽くなってきます。
私の経験でも、ひざが痛かった時期は最初のやっちゃったときを過ぎたら
恐る恐る動かすようにしていました。
でも、動かしたあとのほうが痛みが軽くなっていたんです。
すごく動かしやすくなっていたので、
その動きを地道に半年くらい続けていったという感じです。
原動力は「あれ、動いたあと痛くなくなってる！」という喜びでしたね。
ひざの痛み解消のポイントは「ひざの裏」
ちょっと、ひざの裏を触ってみてください。
そんなとこ、触ったことすらない人が多いのでは？
こんなに毎日、お世話になっているのにねー
ひざの痛みがあるときって、ひざの裏が硬くなってることが多いんです。
ここをもみほぐしていく。
気持ちいいので、トライしてみてください。
簡単ひざ痛セルフケアその１ ひざ裏もみもみ
（1）ひざを立てて床に座ります
（2）両手の親指でひざのうらを気持ちよい強さでもみほぐします。
※時間は好きなだけ。終わったらもう片方のひざ裏もやる
どうですか？ 新しい感覚味わえませんでしたか？
気持ちいいんです。膝の裏ってかまってもらえてないから、普段。
ひざが喜んでるって感じません？
このときの注意点がひとつ。
もみほぐしのポイントは、気持ちいい強さでってこと。
不思議なことに、みんなマゾ気質があるので、強いほうが効くって思っちゃうんです。
気持ちいいときに体ってよくなるから、そこだけお忘れなく～！
簡単ひざ痛セルフケアその2 ひざ裏伸ばし
これもひざ裏のばしの方法です。
このケアがいいって気づいたのは、私がひざを痛めていたときって、
タイ古式マッサージを勉強していたときだったんですね。
カリキュラムの真っ最中だったので、レッスンを休めない、、そんな状況。
タイ古式マッサージって、ひざをつく姿勢がほとんどなので、
バレーボールのサポーターをつけて練習してました。ひざがふかふかなので安心だった。
（私もマゾっ気たっぷりですね。痛いのに無理してレッスン受けてて…）
その時、たまたまタイ古式の施術の動きで、ひざ裏を思い切り伸ばす
のがありました。
うん？この技をやったあと、ひざが痛くなくなってる。
ということに気づいたんです。
ひざの裏を伸ばすと、痛みが軽くなるんだと知ってから、もう一回伸ばしてみると、
やっぱりラクになるんです。
ひとりでは施術できないので、代わりにやり始めたのがこのケアです。
（1）あおむけに寝転がる
（2）左足を天井に向かって伸ばし、膝が曲がらない位置で両手で支えながら
ひざの裏を伸ばす。30秒くらい
※同じように右足も行う
やってみると、結構キツイ人もいるかもしれません。
ひざが痛いと、無意識でひざ曲げて歩いてますんで。
だからこそ、伸ばす！
伸ばした後は、ひざが軽くなってます。痛いときの、どよんとした感覚が消えてきます。
どちらも、時間はかかりません。
楽だし、気持ちいい。
ひざが痛いって、じわじわストレスなので、気分も明るくなります。
ささ、今日から一緒にひざ痛を解消しましょう！
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