ヨガ教室はヨガをするだけの場所ではない
ヨガ教室は、なにをする場所だと思いますか?
ヨガ教室には、何のために通っていますか?
なんとアホな質問かと思ったでしょうか。
ヨガするために決まってる!と。
ヨガ教室アルンは、ヨガだけをするための場所ではないです。
居心地のよい、もうひとつのおうち、「サードプレイス」です。
職場でもなく、家庭でもなく、スポーツクラブでもなく、ヨガスタジオでもない。
そこに集まっているのは、家族でも同僚でも友人でも、師匠と弟子でもない関係。
ヨガのことだけ話して、シーンともくもくとレッスンする、静かな環境ではありません。
毎回みんなに出来事や体調を聞いています。
するとね、いろんな話が出てくるのです。
腕が痛いとか花粉症とかそういうことだけでなく、
職場で嫌な人がいる、会社をやめたい、はたまた娘さんがマリッジブルーになっちゃった、なんて話も。
職場の人間関係については、みんなでアドバイスします。
「相手にしないほうがいいよ」「泣かせちゃえば」「異動願いだせば」「とりあえず明日休む」なんて意見すら出たり(笑)
楽しい話ももちろんあります。
娘さんが住んでいるバリ島に遊びに行くこと。
カラオケに行って友達とランチしてきたこと。
温泉に行ってきたこと。
大きなイベントを企画して成功させたこと。
みんな、仕事だったり家庭のことだったり、がんばってます。
でも、大人になったら、わざわざ人に「私こんなことやったよ」とか「ここに行くんだ」
とか言わなくなっちゃいますよね。
逆に、つらいことがあっても我慢したり。
それこそつらいことのほうが、わざわざ人に言わないんじゃないかなあ。
案外、家族や友だちじゃないほうが言いやすいってことないですか。
そんな場所をつくってきました。
体が固まっていると、話せなくなっちゃう
言いたいことを言えるようになるのって、実は体がゆるんでいるからです。
体がかたまっていると、話ができません。
というか、本音が言えません。
たとえば、いま、肩が上がっちゃってる人、
猫背になってる人、からだがかたいです。
姿勢がよくないと、どうしても力みがでます。
一回、息を吐いて、肩を下げる。奥歯を噛んでいることに気づく。
気づいたってだけで、抜ける感じありませんか??
ヨガには、そんな効果があるなあって、最近すごく思います。
少しゆるんできたところで、また話を聞く。
少しだけ話せるようになってる。
レッスンで黙々とヨガしてるだけじゃあ、本当のリラックスにはならないし、
からだを緩めることにもならない。
心をゆるめるために、ヨガをする。
号令かけて一斉に動くだけのヨガはしません。
まずは、一回息をふーっとはいて、声をだしてはいてみてください。
さっきとは、違いませんか?
ゆるっとしてきていませんか?
それがゆるんだ、力が抜けたってことですよ!
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