小学生のころから、切れ痔体質でした。
冬になると、ぴきっと切れて出血してたのと、父も祖父も痔で入院していたので
遺伝もあるんでしょう。
ちなみに、家族が入院していた病院は「北の国から」で蛍と緒方直人が再会した病院です。
高校時代も北海道なので学校が寒くて、いや教室にはボイラーが入ってましたが
体育館は入学式などの行事以外は暖房なし。
体育のときは運動すると体温が上がるので外気温との差で、みんな頭から湯気が上がってましたね。
理科教室なんかも使ってない時間があると椅子が冷え切ってて。
座ると冷たくてびっくりするんです。思わずお尻上げちゃう。
教室で男子たちが「これじゃ切れ痔になる！」とか「切れたことない奴いないよな」
って話してたので、ほぼ全員が切れ痔になってると認識してましたが、違うみたいですね。
切れたことない人のほうが多いんですね、世間では。
大人になってからも、ひどいときがあり、バリ島で結婚式をする1か月前くらいに
痔が悪化して緊急手術になったこともあったくらいで。
切れ痔ってとにかく痛いので、排便が怖いことさえありました。
一生この体質かなあなんてあきらめてたくらいです。
そうそう、肛門科って意外と女性の患者さん多いんですよ。
ひそかに悩んで、我慢して我慢してやっと病院へ、という感じ。
若い女性が痛みで一人で歩けなくて、お母さんに支えられてきてるのも見たことがあります。
さて、私の話。もう一生ものと思い込んでいたのですが、
切れ痔の頻度がだんだんへり、ここ1年は切れてないことに気づきました。
さっき、夫に「最近、痔が治ってる」というと
「そういえば、言わなくなってるね」と。
体の不調って、はっきりきっぱり「ここで治りました」がないですよね。
グラデーションでよくなっていく。
「気が付いたら、痛みがない、症状がない」になってる。
痔のことを考えたり悩んでたり、痛がってる時間がなくなってました。
痔は体が冷えてるとなりやすいです。
冬場が多かったし、夏でもエアコンで冷やしたり素足で過ごしてたときは
よく切れてましたから。
あと、何年もヨガをしてきて体温が上がったことも大きい。
朝イチの体温が36.6度まできました。かつては35度台だったわたしが。
これから気温が下がってきて、痔の人はこわくなる季節。
体を冷やさない、温める一番の方法は動くことです。
運動かあ～の前に、まず、いつもより少しだけ歩く距離、歩数をふやしてみて！
足を動かすのが、もっとも下半身を温めてくれますよ。
あの強烈な痔の痛みにくらべたら、歩くくらいなんともないはず！
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