意外と知らない!子宮内膜症の「肛門痛」を和らげる方法

生理前・生理中にお尻の奥が痛くなる

「肛門痛」。
あまり聞きなれない言葉ですよね。
ひょっとしたら、痔のこと?って思うかもしれません。

肛門痛というのは、子宮内膜症の方に起こりやすい痛みで、
お尻の奥が排便のときなどに痛くなっちゃうんです。

私は、過去この病気にかかっているので、肛門痛があります。
過去といっても、20年近く前ですが、まだあるんですよね。

しばらく、肛門痛はなかったのですが、ここ数日また現れてきて。
私の場合は、排便のときというより、夜中なんです。
寝てるあいだに、急にやってくるんです。
夜中に痛くて目が覚める。
しばらく痛くて、おしりに手をあててじっとあたためて、何とかやり過ごす。
やり過ごしたとて、一回痛くて起きてしまうと、そのあとなかなか寝れなくて、睡眠不足なりがち。

同じような悩みを抱えてる人、結構いるんじゃないのかな?

しかも、それが子宮内膜症の痛みとは気づかず、
痔って思ってる人もいるんじゃないか。
わたしも最初はわからなくて、肛門科行きましたもの。
診断は「おしりの神経痛」という、ふわっとした病名になっちゃって。
きっと肛門科のほうでも、痔、というのでもないし、とはいえ痛みはあるし、
こういうふわっとした病名になってしまったのでしょうね。

子宮内膜症の余波だって気づいたときには、膝を打つって感じでしたよ。
原因がわかれば、すっきりするってこと、あるじゃないですか。
わたしのは、手術による腸の癒着だったんです。

子宮内膜症の手術をしたとき、子宮筋腫の手術も一緒にしたのです。
子宮や卵巣って、腸のそばにあるから、そのときs字結腸が癒着したようなのです。

s字結腸がつぶれてしまったので、ガスがたまりやすいし、ひきつれてる。
便秘しやすくなったり、ガスや便がたまるとすんごい痛くなる。

これは、去年はじめて大腸内視鏡検査をしたときにわかりました。
いつもお尻の奥の右側が痛かったから。
腸が癒着してつぶれてたら、そりゃあひかっかるよねって。

原因がわかり、頭ではすっきりしたものの、体の痛みはやっぱりつらい。
肛門痛対策は、意外とどこにも出ていなくて、「そういう痛みが起こります」
としか出てないんです。

え? 我慢するしかないの?

痛みがでちゃったら、正直、通り過ぎるのを待つ部分もありますが、
痛みがでにくいからだにすることはできます。

肛門痛対策はとにかくお腹を冷やさない

肛門痛が出やすいのは、こういうときです。

・生理前
・排便のとき
・便秘などでおなかにガスがたまっているとき
・冷えた時
・体調が悪い、疲れている時
・ストレスがあるとき

絶好調、じゃないときですね。
こういうときって、体が冷えています。
ストレスでも体って冷えるんですよ。

おなかをさわると、ひやっとした感覚があるんですよね。
触らなくても、トイレで下腹部が太ももの上にふれたときにひんやりしてたりとか。

お腹が冷えると、てきめんに肛門痛がでます。

私がやっているのは、こんな方法。

・つねに腹巻をする

こうやって外側からあたためて、内側からも体をあたためていきます。

ヨガ、もありますがヨガの前にやってみるといいのが、実は

歩く!

じつは、歩くって超シンプルだけど、いちばん体にいいんじゃないかって思うんです。
歩くと、腸が刺激されるし、
下半身を動かすので、お腹があったまってくる。

冷えてる人、自分が冷え性だって思ってる人って実は歩いてない。

歩けば歩くほど、体もあたたまり、肛門痛が遠ざかる!
最近、わたしも座ってる時間が多くてあんまり歩けてませんでした。

ちょっとでもいいんです。1時間もウォーキングする必要なんてないし。
ちょっとだけ、歩いてみて。

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