体験レッスンのとき、ときどき聞く言葉があります。
「仕事が忙しくて運動不足でストレスもすごいから、以前ヨガをやってみたんですけど、
頑張りすぎて疲れちゃって…やめました」
仕事が終わった後、夜9時からのホットヨガクラスにどうにか滑り込んでいたらしい。
レッスンが終わったら夜10時。10時といえば就寝時間ですよ。
「ヨガに行く、ということ自体が目的になっちゃったから、なんか疲れちゃって」
これ、一人だけじゃないんです。
リラックスしたくて発散したくって仕事終わりに行くヨガが、
楽しみじゃなくて、いつのまにか「義務」になっている。
仕事みたいに頑張るものになってしまっている。
本末転倒です。
まさに、本末転倒。
ヨガは、がんばらないもの、と私は考えます。
だって、ゆるみたくて、仕事の疲れやストレスを解放するためにやろうとしているのに、
「仕事」になっちゃうもの。
そもそも、ヨガをしようって女性は、真面目な人が多いんです。私も含め、レッスンでお会いしてきた女性たち、
ほんとうに真面目な人たちばかり。
そしてヨガそのものにも、真面目さがフィットする要因がある。
なんか、ストイックな一面がある。そこに惹かれるのも事実ですが。
体は楽しくって、気持ちよくってゆるんだときに変わります。
歯を食いしばり、力んで、痛みをこらえながらヨガをしても、ちっとも楽しくない。
そんなヨガなら、やらないほうがまし。
わたしたち、働く現代女性は、毎日毎日がんばっとるんじゃ!
これ以上、頑張る必要はありません。
楽しみながら、変わりませんか?
楽しく体を動かしていくと、こんな変わり方をします。
「あれ? 前と違うなあ。」と気づく。ふと気づく。
そんな変わり方です。
劇的ではない。でも、確実に前とは違ってる。
私の例ですと、O脚がいつのまにかなおって、まっすぐな脚になっていました。
時間はちょっとかかってます。3年以上はかかったかも?
でも、前と全然違う。いつのまにかまっすぐになって、膝と膝の間がすっと閉じてました。
足を縛って厳しいトレーニングなんてしてませんよ。
ただ、毎日ちょっとずつ、きもちよーく、足を動かしていただけ。
それだけです。
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