ネガティブな私が「いいこと日記」を書き始めて

ネガティブ思考を変えようとして

私、思いっきりネガティブ思考なのです。
いままで長い間、一生懸命、ポジティブになろうとして、いろんなことをしてきました。
というか、現在進行形。
後ろ向きな考えが浮かんだら、ずっとそこに浸っている。
きっと好き好んで悪い感情を味わっているんでしょうね。
何度も思い出しては、わざわざイヤな気分になって。
寝る前もお布団のなかで思い出してリフレイン。
思い出すだけでなく、悪い予測をイメージングです。
まあ、その最悪イメージングが現実にはならないことが多いですが。

その次は、潜在意識を変えればいいんだ!というところへ行きついて。
量子力学の本(引き寄せの法則の専門的なもの?)を読んでみたり、ワークをしようとしたり。

でも、変わらないんですよ。何でもかんでも悪く考えると、
自分がしんどくなるのは確かだけど、気づいたことがひとつ。

ネガティブが完全悪ではない。ネガティブでよかったこともたくさんあるんです。
心配性で最悪の事態を想定できるから、準備できることもあるし、
あーよかった、と胸をなでおろすこともあった。

ただ、ネガティブに考える機会が多すぎる、
シンプルに考えず複雑に考えすぎてしまう、というのがよくないだけ。
人に気を使いすぎるし考えすぎるので、
シンプルに「これってどういうこと?」って聞く前に勝手に想像を膨らませて
心配しているだけなのだ。

たとえば、職場でのケースならば
「これってどういうことですか? 私はこう思うのですが」
と聞けばすぐに終わることなのに
「きっと私のことが嫌いだから、教えてくれないんだろう」とか
「忙しいからあとからにしよう」
「●●って思っているのかな?」
と勝手に思って不安がる。

そうかもしれないし、違うかもしれない。

もう疲れました…

45年ですからこの性格。でも、このままじゃ、無駄に疲れてストレスがたまるだけ。
そう思い、あることを始めました。
潜在意識を変えるワークとか、そういう自分でもよくわかってないことをやっても
意味がないことは重々承知しているので、取り組みやすいことです。

1日の最後に「いいこと」を日記につけてみる

日記です。しかも、「いいこと」を書く。
もう長いことずっと3行日記をつけてはいました。
その日にあったこととか、思ったこと、食べたものとか、ちょこちょこっとしたことを
書いていました。
読み返してみると、ああこんなことあったなとか、先週の土曜日は何食べたっけとか
割と記録的なもの。

スケジュールページには、朝はかった体重と体脂肪を記録して。
行動記録的な意味合いの多いものでした。

ただ、つけていると自分のパターンはわかります。
この月は体調がいい、2月と11月は風邪をひくことが多い、6月と9月は変化多しといったことです。

日記もつけ続けてると、マンネリ化してきたんですよね、正直。
翌日にまとめて書く、なんていう日記としてあるまじきことをしてたりとか。
それもはや日記じゃないし。

さらに、気持ちの浮き沈みが多い私。物事を悪い方へとらえがちな私なので、
日記の書き方を変えることにしたんです。

いいことといっても、大それたことではなくて、
「今日はおいしいご飯を作ることができた」
「雨上がりに大きな虹を見た」
「レッスンで、みんなが気持ちよさそうにしてくれた」
こういった、私自身がホンワカ感じた幸せな気分を書きます。

簡単そうに見えるでしょ?
ところがどっこいですよ。難しいんです。

悪いことって印象に強く残りやすいので、思い出さずとも勝手に出てきます。
そうじゃないですか?
次から次へとまあ、出てくる出てくる。人間の心理とか脳ってそういうものなんでしょうね。
投資でも買い物でも「損したくない心理」のほうが強いっていいますから。

一方「良いこと」「楽しかったこと」は努力しないと思い出せないのです。
不思議ですよね。
みんな幸せになりたくて、楽しみたくて頑張ってるのに、思い出せなんて。

日記を書く時も、思い出すのですよ一日を振りかえって。
それで、「そうだそうだ。あれが楽しかった」と思いだして書く。
忘れてしまっているのですね。

幸せだったことを書くことで、良い気分で一日を終えられる

よいこと日記を書きはじめて3週間がたちました。
一番よかったことは
「いい気分で1日を終えることができる」これにつきます。

以前書いていた、ごくふつうの3行日記の場合は、記録でもあり
嫌なことも書いてたし(←これが悪いわけではない。後から見ると、自分の気持ちが見える)
気分がよくなるはなかったです。
どっちかいうと、いいことはあまり書かれていませんでした。

幸せだったことを思い出す、たったこれだけのこと、作業で一日気持ちよく終えられるのは
自分でも意外でした。
ネガティブが決して悪いとはいいません。いいこともあると断言したうえで、
それでもいい気分で一日を終えるという経験は、わたしにとって珍しいことだったのです。

私って恵まれているんだ、幸せなんだと実感できる、
小さいことでも、ほわっとあたたかい気持ちになれるんです。
これこそが「幸せ」「あるものに気づく」ということだったのですね。
それだけで、多くの人が求めてやまない「自己肯定感」も上がっていく気がします。

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